こんにちは。クリーチャースタッフの杉田です。
前回の「帰国のお知らせ」から随分と時間が経ってしまいましたが…9月末に日本に帰ってまいりました。帰国のご挨拶が遅れまして申し訳ございません。
さて、今回は結局計5ヶ月間NYに滞在しておりました。
渡米してすぐはホテル滞在をしながら家やオフィスを探し、それらが一通り落ち着いてから営業活動を始めました。ですが、ここで第一関門。実は、弊社は有り難いことに設立当初からお客様の口コミでお仕事のご依頼をいただいているため、営業活動はしたことがないのです。私も新卒でクリーチャーに入社して以来、技術スタッフとしての経験しかないため、栗山と揃って初の営業活動…。自己流で直接著名フォトグラファーに連絡を取ったりしましたが、彼らにはレタッチャーは間に合っているようで、ほとんど返事をもらえることはありませんでした。色々な方の話を聞いているうちに分かったことですが、アメリカではフォトグラファーが自社スタジオで専属レタッチャーを抱えていることが多いようです。
日本のお客様は皆さん心優しいので、冷たい反応をされることに慣れていない栗山は早々に心が折れそうになっておりました。そこで作戦変更。直接クライアント（フォトグラファーやAD）に連絡を取るのではなく、代理で仕事を取ってきてくれるエージェント（representative＝通称レップの所謂マネジメントエージェント）に打診を始めました。すると、これまでとは打って変わって反応が良く、その中でも特にクリーチャーを気に入ってくださった1社と契約を結ぶに至りました。
そうこうしていたらいつの間にか5ヶ月が経っており、当初の予定（半年）より1ヶ月早く切り上げて帰国した次第です。
NY滞在中でも日本のお客様と遠隔立ち会いをしたり、現実の厳しさを目の当たりにしたり、様々なカルチャーショックを受けたり、数々の貴重な体験をさせていただきました。栗山不在時にはお客様にたくさんのご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。皆様のご理解・ご協力と、2016年のテクノロジーがなければ成し得なかったNY出張です。
栗山も帰国した今、スタッフ一同益々精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い致します！
※取り急ぎ大まかなご報告をするべく、今回は簡潔にまとめてみました。次回はNYオフィスについて（どうやって借りたか・どんな雰囲気だったか等）写真付きで詳しく書いていきたいと思います！